理想の色に染まらないのはなぜ?カラーリングの発色について
髪の毛をこんな色に染めて下さい。
と言ってもなんか違う…
なんて事ありませんか?
これはなかなか難しい問題ですよね。
色や明るさの見え方は髪の太さや元々のトーン、使うカラー剤や種類によっても違って来ます。
例えば同じトーン(明るさ)でもオシャレ染めと白髪染めで違って見えます。
白髪染めは白髪に色が入るようにオシャレ染めに比べて色素が濃いので同じトーンで染めても暗くなります。
そして色味によっても違います。
同じトーンでもイエロー系とブルー系ではブルーの方が暗く見えます。
あとはベースの違いです。元のベースの色が暗い髪に9レベルのカラー剤を使うのとベースが金髪のように明るい髪に9レベルのカラーを使うのではかなりの色の差が出ます。
最後は市販のカラー剤やパーマ剤を使った後に染める時です。
この場合市販の物は誰でも染められる様な薬剤が使われているので髪の毛に対する刺激が強く、サロン用のカラー剤と相性が悪いためその部分だけ明るくなったり暗くなったりする事がありますので注意が必要です。
初めてのサロンの場合髪の毛の履歴がわからないまま施術をしてしまい失敗なんて事にならない様にしっかりと伝える事が大切です。
カラーリングは光の当たり方でも色の見え方が違って見えるくらい繊細なので、事前のカウンセリングでしっかりと色味や髪の毛のコンディションなどを相談しながら決めると失敗しづらいと思います。